2009年02月26日

気分はフラ-ブレリアスを弾こう!(3)

譜面化が、まだ出来てなくてアップが、ノビノビになってましたが、今日ようやく終わったので続けて最後迄アップしました。


Bulerias-c.jpg

基本コンパスに戻りますが、カウント12から入る形に変化しています。

アパガードでビシッ、ビシッと!

45小節は素早いラスゲに間の手のようにアパガードが入ります、小気味良くバッシ、バシッと決めて下さい!
アパガードの方法は左手あるいは右手が考えられますが、ここは左手が良さそうです。





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Bulerias-d.jpg


52小節のから第2ファルセータとなりますが、前の基本コンパスを受けて12カウントから入る形になっています。

高音のメロディーはピカードで弾きます。
「ピカードで弾きます」と言われても「えー」となる方は・・・
以前のブログでトレーニング方法を考察していますので参考にしてみてください。

59小節のラスゲにシンコペーションを作り出している休符があります。
テンポが速くなるとタイミナグがとりににくなりのすが、ここの場合は次のコードを先行して押さえる事でアパガードしてタイミングをとるといいでしょう、つまりここでもアパガードはある意味「弾く」事なんですね。



スロー

左手のコードを掴むタイミングに留意してみて下さい。


62小節のC音を発音して次に弾かない間がありますが、こういう場合ソロでは足でリズムをとってカウントする、ゴーストノート法?を使うなど方法はありますが、ブレリアスのリズムが馴染んで来ると自然にタイミングがとれるようになってきます。



スロー

(右親指のモーションに留意してみましょう。)

因に僕は初めの頃は、上のスローのムービのように、次のB音を弾弦する準備として6カウントで親指を5弦にセットする、7カウントで左指1指を押弦して準備するという方法を取っていましたが、そのうち自然にリズムがとれる様になっていきました。

ここはレマーテの一種と考えられますが、切らずに一気に短いコンパスを刻んで次のファルセータに入ります。

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Bulerias-e.jpg

最後のファルセータですが、この曲で一番難しい部分ではないかと思います。

ピカードはむしろブレーキをかけよ!

一層鋭いピカードとスラー、そしてスライドによるシンコペーションが入りタイミングを取るのも少しむつかしいようです。

ノッテくるとピカードは走りがちになりますが、ここは、むしろ制動をかけて一音一音鮮明に音を出す方が効果的なようです。(逆に加速した方が効果的な場合もある)

74小節目E音D音は特にスターカートして変化をつけてみましょう。

間の手のようにラスゲが入りますが、次のピカードの部分に音が残らないように直前でビシッ、バシッとアパガードした方が良いでしょう。


ピカードは手首の位置に注意せよ!

86小節からの下降するスケールは、以前考察しましたが、弦に対する右手の位置をコントロールしながら弾くと弾き易くなります。(上手くコントロールしないと引っ掛けから弾きが発生するかも・・・)



スロー

指と弦の角度が変わらないように右手全体を上(6弦方向)に移動するようにしているのに留意して見て下さい。

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Bulerias-f.jpg


同じ3連でも音に変化を!

91小節の3連ラスゲは101小節のエンデングの3連ラスゲとの違いを出すためp-a-iの組み合わせで軽やかに弾いて、シャワーが降り注ぐようにシャラ、シャラ、シャラと・・・




スロー

ダウンする時手首を回転させながらにa-iを一連で完了させるようにします。

逆に101小節の3連はpmpで太く弾いてシメるようにしました。
何れの3連ラスゲもかなり素早く弾かなければならないので指のストロークが連続するように手首の回転を効かせて弾く様にします。



スロー

手首の回転に合わせてmを自然にストロークさせm-pを一連で完了させるようにします。
(比較的テンポの遅いパロ例えばソレアでは、ある程度3連のモーションにダ・ダ・ダ切れを作った方が効果的な事も有り・・。)

*譜面に取りあえず部分的に左手、右手の運指を入れてみましたが、絶対的なものではないので色々工夫してみて下さい。



posted by saintcat at 23:22| Comment(4) | 気分はフラメンコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気分はフラ-ブレリアスを弾こう!(2)

今回はちょっと長くなりますが、僕がトレーニグで使っていた短めのブレリアスを2回にわけて紹介します。

トラディショナルなお決まりのフレーズとリズムを含んだものを端折って適当に繋げただけですが、ブレリアスの特徴は十分持っていると思います。

ブレリアスは譜面が見にくい?

ブレリアスを譜面化した拍子には、3/4+3/4+2/4+2/4+2/4や6/8のものとかがありますが、譜面として読み易いのは3/4拍子なのでそれを採用しています。
演奏しながら照らし合わせて譜面化したのですが、細かな部で、もしかして譜面と合っていないところがあるかもしれません。

このようにフレーズの幾つかをリフの様な感覚で弾きながらトレーニング方法をいろいろ工夫してみたのですが、具体的なテクニックというより感覚的なものが多いかもしれません。
自然にやっていて後から分析的に考察すると「そうなっていた」的なテクニックやテクニックでもなんでもないマイテクのようなものもあるので悪しからず・・・

テンポは220前後FramencoMasterでは85くらいで弾いています。(FramencoMasterは、なぜか80からテンポがスムーズに変えられないみたいですね、82から一気に85まで飛んでしまいますが・・・)
実際のソロの演奏ではメトロノームの類いを鳴らす事は出来ないですが、トレーニングの時は正確なリズムをとる為に使った方が良いでしょう。

下のサウンドは通しで弾いた物です。



それでは始めましょう。

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Bulerias-a.jpg


1のカウントで入る典型的な基本コンパスのタイプです。
比較的古いタイプのブレリアスはこの入りが多いですが、頭アクセントの12で入るタイプもあります。

冒頭部分はすでに前回やったのとほぼ同じなので特に言及すぺきところはありませんが12小節の12カウントからはメロディー優先の頭アクセントに変化しています。

さらに14小節から4カウントのように軽めのシンコペーションが入りますがiのアップが連続する部分のタイミングを取るため軽くiの空ダウンを入れるといいでしょう。
更にアクセントをより強調させるために、ラズゲはやわらく撫でる感じぐらいにした方が良いです。

フラギで「空弾き」?

アコギのストロークの「空弾き」のようにフラメンコギターのテクニックには「空弾き」とうハッキリしたテクニックとしては無いようですが、こうしたタイミングを取ったりアパガードの為のゴーストノート的な地味なテクが結構役に立つものです。





スロー


このようなテクニックについて言及している教則本もありますが、そのうちハッキリしたテクニックとして***奏法とか言われるかもしれません。
ゴーストノート----微かに弾くか、まったく音を出さないが「弾く」

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Bulerias-b.jpg

21小節からカウント1から入るフラメンコファンなら聞き慣れたメロディーの第一ファルセータになりますが、プルガールとスラーだけで弾き通します。



スロー


プルガールで弾くのに理由有り!

フラメンコをやりはじめの頃、こういった部分では、特に親指で弾く指示がない時は親指弾きでは、とてもテンポに追いつけないのでクラシックギターの奏法みたいにimなどを使って弾いていました。
あるときフラメンコギタリストがプルガールだけで弾いているの見て、それまで親指を多用するのは「フラメンコギターがクラシックギターの奏法を取り入れる前の習慣が、まだそのまま残っているのだろう」くらいに思っていましたら(確かにそういった事情も最初はあったでしょうが)プルガールでしか出せない音、フィーリングがあるという事に気づき努めてプルガールで弾くようになりました。

これをフラメンコらしく強く激しく弾くにはクラシックギターのプルガールではなくフラメンコのプルガールが必要です。
指を反らし気味に側面で指頭から爪にかけてリリースしアポヤンドで押し込むように弾き、弦から弦に上昇するときは、次の弦にもたれ掛かるように滑らせて、連続した弾弦の時はなるべく指がバタツかないようにします。
わかりにくい微妙な表現ですが、指主体の手首回転(力)も多少必要です。素早く弾くコツを飲み込むのには多少時間がかかりますがフラメンコ的な音を出すには必須です。


29小節の部分でもP押し込むように弾いてiを軽くアップで一本弦ラスゲのように弾くタイミングで親指を戻すくらいプルガール主体で弾きます。




スロー


基本のリズムから変化してはいますが、慌てて3連符のようにならないように注意して下さい。

短いアルサプーアの後36小節の10カウントで弾くB音は強くスラーをかけ鋭い音を出した後、蓋をするようにアパガードします。
このようにすると、より次の無音が生きて、次の展開が新鮮になります。
これはレマーテでよく使用されるフレーズですね。

アパガード(消音)も弾く事!?

アパガードの方法は色々考えられますが、ここは単音で次が一拍休符なので、そのタイミングをとる意味から僕は親指でアパガードしています。
これもゴーストノートの一種と考えられます、つまり弾く様に音を消すのですね。

レマーテ曲--中に入る中間的なキメ、ここからテンポや雰囲気がチェンジする事が多い

続く
posted by saintcat at 22:02| Comment(0) | 気分はフラメンコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

気分はフラ-ブレリアスを弾こう!(1)

ブレリアスはヘレス地方から起こりソレアに起源をもつとされます。
もともとは、テンポは今のブレリアスよりかなり遅く演奏されていて、しだいに速いタイプとなりSolea Por Bulelaのようにフォンドなアイレ(奥深い雰囲気)と激しさをもつものを経て今の様な特徴的なアクセントとゴルペを伴うブレリアとなったと言われています。

フラメンコギターがソロ楽器として新たな道を歩み出しのに端を発しモダンなタイプになってくると更にシンコペーションやクロスリズムを伴いて複雑になっていったようです。

ブレリアスは地方やキダリストにより様々なタイプがあるようですが、ヘレスのものとモロンのものが有名でヘレスのものは激情的な曲想の物が多くモロンのものはディゴデガストールに代表されるように、軽快で幾分感傷的なものが多いようです。
更にブレリアスはソレアの他アレグリアス、等の最後の締めに弾かれる他、タランタスのようなパロのエンディングにさえ使われるような柔軟さを備えているのが特徴です。

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ブレリアスでかっ飛ばせ!!

フラメンコギターを志すギタリストは、一度はブレリアスでカッコ良くかっ飛ばしたいと思うのはずです。
ぼくもご多分に漏れずその一人なのですが、なんせ速い上にリズム(コンパス)が難しい、ときてるので、なかなか手が出せなかったパロの一つなのですが、ある程度コンパスにも慣れ、ラスゲアード、アルサプーア、ピカードといたテクニックが出来る様になってからは積極的に取り組んでいます。
教則本では、大概後の方にやるようになっていますが、フラメンコギターの雰囲気を掴むには「早い時期に簡単なブレリアから始めるべきでは」とも感じているの今日この頃です。

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ブレリアスは「こんがらがる」?

ブレリアスはカウントの仕方で12からとか1からと、後乗りとか、頭乗りとか色々あるのですが、僕にとって、これがブレリアスをこんがらがせる要因になっていましたが、今はなんとか自分の中で此の問題を解消しています。(ここで言うコンパスの取り方はギターの場合を指します)

これはブレリアスの起源と曲自体がもっている特性に一つの要因があるようです。
実のところ色々なスタイルに関してはXXのXXというアーテイストが始めスタイルらしい・・・くらいしか分っていないようなのですが、先ずはソレアに起源を持つ事はハッキリしているので基本的にはソレアと同様に12拍子で3,6,10,12にアクセントを持つことには間違いは有りません。

コンパスの表現のしかたに"コンパスサークル"なるものがありますね、コンパスの循環を時計にみたてたアレです。

Circle.jpg


つまりコンパスをシーケンシャルというよりループと見なすわけで、12の次に1がくる・・・つまり切れ目がないんですね。

これにブレリアスの速いテンポが重なると色々おもしろいことが起きて来る・・・

これはあくまで僕の想像ですが・・・

最初はソレアが雰囲気で盛り上がり次第に速くなっていき、ジャカジャカ弾いている内に感覚的なズレが起きて来る・・・
たとえば「華開いた」が「開いた花」みたいにリズムやアクセント、メロディーが、コンパス上で言わば浮遊する・・・

ファルセータを1から入れていたものをリズムを先取りしすぎて12から入れてしまう事も偶然起こる・・・コンパスが狂うかと思いきや、よりスピード感がでるみたい・・・コンパスはラスゲで辻褄を合わせちゃえーと・・・

それにつけてもテンポがどんどん速くなるんでで、たまにストロークが抜けたり、疲れたんで、ちょっと休んで途中から思い出した様に裏から入るなんて事も起こる・・・

それで「僕の家」が「僕ん・ち」みたいになったりする、つまりシンコペーションが自然と起こる、おお!これはこれでおもしろいぞということで逆に積極的にやりはじめる・・・
此の様な事が時代の流れのなかで伝統として積み重なっていく・・・

つまりこれがブレリアスの特徴なんではないかと思うのです。

そう考えると12からとか1からとか後乗りとか頭乗りとか固定的に考えたりして、そんなに頭を悩ませなくても良くなってきたんです。

まぁみんなでバイレやカンテと共にプレーする時は、最初のカウントを何にするか共通認識と途中で上手く合わせる合図(ジャマーダ)がしっかりとれていれば123,123,12,12,12でも良いんじゃないかと・・・
(ギターソロと違って伴奏の場合は実際は色々と約束事がある)

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その他の問題も

*非常に古いブレリアスは、ソレアのパターンを踏破して進行していくので1のタイミングでファルセータに入る物が多い。

*頭アクセントで開始するパターンは基本形からすると12のカウントから入るパターンとなる。


*基本パターンで進行していても、途中で後ろアクセントから頭アクセントに変化することがある。

*ファルセータが入るタイミングや長さで起こるコンパスとのズレはラスゲアードで吸収して辻褄を合わせる。
そのためにブレリアスは12拍子のコンパスを6拍でとるメディオコンパスでとらえる事が多い、(1コンパスの内部に6拍子のサブコンパスがある)つまりメディオコンパスを追加することでコントロールした方が、コンパスの辻褄が合わせ易い。


*ファルセータが入るタイミングは基本型からすると12で替わる場合が最も多い
メディオコンパスを含めて考えると6もファルセータの入るタイミングとなる場合がある。

・・・・等々

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それでは、ブレリアスの基本のリズム(コンパス)からトレーニングしてみましょう。
まず次のようにダウクストローク(i或はim、maの組み合わせのラスゲ)で弾いてみます。
3と6と8、10、12にアンセントをとります。
(カポは3フレに付けています)

Bulerias-Bacic_a.jpg




FlamencoMasterを使う場合はテンポ75くらいで始めます。
カウント75は普通のメトロノームの175前後です。

何となく馴染んで来たら80でストロークします。

最終的に85前後でリズムを狂わさずに弾ける所迄もっていきます。
これは通常のメトロノームの場合220前後ですね。



速くなると最初に入るタイミングを取るのが、難しく感じられますが、入るカウントの一つ前のカウント、例えば1から入るとすると12を目安にして入ると入り易くなります。


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次にアップ、ダウンのストロークで弾いてみます。

Bulerias-Bacic_b.jpg




最初から85で弾くとハチャメチャになる場合は75くらいから始めます。
恐らくある程度ラスゲができている場合はバネ力で弾く様になってきてアップが自然と裏打ちのように小気味良く入って来るようになってくるでしょう。
こうなればラスゲは単なるストロークではなくなります。
此の感覚はノリを感ずる為にはとっても重要ではないかと思います。

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次のパターンはトラディショナルなブレリアスには、必ずと言っていい程出て来る基本コンパスのパターンですね。

Bulerias-Bacic_c.jpg




こんどはハンマーオン(スラー)で入る音が裏打ちのように、リズムを裏で支えます。
最初はハンマーオンでリズムが乱れがちになりますが、これが次第に逆にリズムを作り出すようになっていきます。

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ゴルペでリズミカルに

ブレリアスはブレリアス・アル・ゴルペと呼ばれるものもあるように、ブレリアスを弾くにはゴルペのテクニックが必須です。

ゴルペが正確に打つことで、曲の特性がより際立ったものとなります。

Bulerias-Bacic_f.jpg




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基本コンパスのアップダウンにゴルペを入れてみましょう。
FlamencoMasterを使っているばあいはコントラも入れてみましょう。

Bulerias-Bacic_d.jpg




途端にリズムが崩れてしまう場合はゴルペの基本がまだ十分に身に付いていない可能性があります。
アクセントを付けると異常にゴルペがガツンと入ってしまうのも、独立性の問題が有ります。

ゴルペも只単に打つだけでなく微妙なニュアンスが必要です。例えて言うならモールス信号を打つときの様な・・・

ゴルペは正確なコンパスを維持する助けもするようです。

ゴルペはもともとパルマスやタコネオを模した物だったと思うのですが、プロのギタリストを見てみると、音が無い部分が続く時やリズムを取りにくい複雑なシンコペーションを弾く時、聞こえない程のゴルペを打ってタイミングを合わせたりするのに使っているようです。

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基本のパターンにゴルペとラスゲの変化を加えてみましょう。

Bulerias-Bacic_e.jpg




これは最も基本的な展開ですが、基本のコンパスにすでに変化が表れています。
部分は色々な変化パターンがありますが最後がiのアップで終わるものが多いようです。

3小節の頭のiのストロークはに柔らかくアクセントは控えめに弾かれ4小節の10カウントのストロークは鋭くコントラスト豊かに弾かれまかす。
この部分は色々な変化パターンがありますがラスゲの最後がiのアップで終わるものが多いようです。


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次のパターンは前のパータンを受ける形で変化する事が多くブレリアス独特のイントネーションをもちます。

Bulerias-Bacic_g.jpg



一小節目の一拍目はゴルペとの兼ね合いが難しく慌ただしくなって後のリズムを崩してしまったり指が縺れてしまうことが多いようです。

3拍目のストロークは最も鋭くインパクトを与え次の無音の引っぱりに絶妙な間を作り出します。
この無音の間の部分はゴルペを入れたり入れなかったり・・・

2小節3拍目のストロークはアップで弾かれる事が多く幾分押さえてアクセントされる事が多いようです。

3小節目は頭のiはストロークと言うよりむしろ撫でる感じで柔らかく入れ次のラスゲの10カンウントでをインパクトのあるストロークで弾きます。



スロー


これらの変化するタイプの何れをよく使うか、好むかあるいはアクセントのもちかたで、スタイルが出来てきます。

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通しでEとGの弾いてみましょう。



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特にブレリアスを弾き始めて感じたことなんですけど弾く時に指のテクニックに迷いや戸惑いが有る事はもちろん、意識の上でも「考え」てはダメなんですね。
ここでアクセントを入れるとか何回ストロークしたとか考えると途端に「外して」しまうんです。
ある種の没入感というか、「流れと共にある」ような感覚が必要みたいです。
ブレリアスをパワフルで正確に弾くのは、決して簡単ではありませんが、弾け出すとフラメンコギターの地平が少しずつ見えて来る気がします。
何れにしても功夫(時間と汗)は絶対必要条件と感じますが・・・

次は短いトラディショナルなブレリアスを課題にして、基本的なテクニックを研究してみたいと思います。
posted by saintcat at 00:25| Comment(2) | 気分はフラメンコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月01日

気分はフラーリズム感を養う

FlamencoMasterを使ってリズム感を養う

フラメンコギターをやる場合初っぱなからリズムが非常に重要ですので僕は先ず自分のリズム感覚を養わなければ行けないと感じ、その為に普通のメトロノームを使ったり、しっくりこないのでGuitarPro等のソフトでパーカッションを打ち込んでトレーニングしたりしていましたがFlamencoMasterを見つけてからは専らこれを使っています。

FlamencoMasterはハード、ソフトを問わずリズムボックスを使った方ならメトロノームというよりリズムボックスに近いと感じるのでしないかと思います。
実際、組み合わせで色々なリズムを作り出せる訳ですが別な見方をするとリズムボックスで代用出来るという事も出来ます。
でもFlamencoMasterの良い所は簡単に色々なパーターンを作れるというところでしょうか。



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リズム感を養う。

FlamencoMasterは工夫すると色々使えるのですが、僕は先ずリズム感を養うのに使ってみました。
参考に紹介しますと・・・

すべての音を同じにして単純にリズムを刻ませてコードや単音をギターで弾いてみる。
此の時スピードを色々に設定して弾いてみる。

苦手なテンポを見つける
先ず自分に取って苦手なスピードが有るのに気づきました。
自分の心臓の鼓動に近いスピードは合わせ易く超スローは外し易い、どちらかというとハイスピードの方が勢いで合わせられる等です。

ギターの発音タイミングのブログでも考察したようにギターは構造上実際の音を出す迄にセットアップに要する時間が他の楽器よりもかかるために音を聞いて合わせる感覚では僅かにタイミングを外し易い・・・

指弾きはリズムを取りにくい
鼻歌で合わせる事ができても必ずしもギターを合わせられるとは限らない

ストロークやゴルペ、ギターの胴を叩く等する時は合わせられても単音ピッキングや左の運指が伴うとハヅし易い
等々・・・

とくにストロークは打楽器感覚で弾ける事があるが、指弾きは、そうとは限らない慣れないうちはリズムを取る事が難しい場合がある。
im ia ma等組み合わせによって外しやすくなるのは指の独立性の問題と絡んでいる時もあり一概にリズム感のせいとは限らない・・・かも

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自分自身がリズムを取り込みシンクロす

リズム音痴の克服方法としては先ずは音を聞いて合わせると言う習慣(感覚)をすて一旦自分のなかに「リズムを取り込みシンロする」感覚を養うのが効果的と感じました。
(足でリズムをとったり体を使うと効果有り。)

先ずはリズムをひたすら聞いて、(ヘッドホンで聞く方が効果有り)自分の中で「鳴る」ようにする(よく耳に馴染んだ曲が頭から離れなくあるあの感覚)

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FlamencoMasterを使うときは合わせるのではなくズレを検出するツールと考える

完全にシンクロしている時は乗っている感覚が強くカンウントしている音が小さいときなどは、カウントの音が聞こえなくなるような感覚になることもありますがこれが完全にシンクロしている状態だと思われます。

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色々なスピードでイントロ数小節でスピードを把握して乗れるようにする。

此れが出来るようになると自分のなかに一つのリズム波が常に通奏低音のように鳴る様になってきます。
フラメンコは速い独特のリズム、速いテンポ、シンコペーション、連符の連続などリズムを外し易い要素が満載なので特にこの感覚が重要ではないかと思います。

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次の様な実験をしてみましょう。

FlamencoMasterのテンポを比較的ゆっくりにして
2拍を音無にして3拍で一回だけ音が鳴る様にセッティングします。
まずカウントの表示と音を目と耳で確認してテンポを記憶します。

次に目を閉じて音無の部分も含めてストロークなりピッキングしてギターを弾きます。
声や足踏み等ではなく必ず何らかのギターを弾く動作にする必要があります。これはギター特有の性質による為です。
ある程度自分の中で音が鳴っている事が感じられてくるとリズムを外す事は少なくなってきます。

次に6拍で一回だけ音が鳴る様にして同様にテンポを確認したあと目を閉じてギターを弾きます。
此のとき音は合わせる対象ではなくテンポのズレを検出するように機能しているはずです。

更に12拍で一回音が鳴る様にセッティングして同様にギターを鳴らして音を確認してみます。
これをFlamencoMasterのスピード0のテンポで完全にシンクロさせる事ができるようになったら、つぎを試してみます。

1泊目と同時にギターの音を鳴らし無音の間は音を一切ださず内部のリズムで12までカウントし次の一拍目で鳴らしてシンクロするかを試みます。
つまり頭の1音だけを拠り所に1コンパス分、心の中のカウントとシンクロすようにするのですね。

此の時は足踏みや声を出す事でカウントを補佐しても良いと思いますが自然と内部のリズムだけでシンクロするようになってきます。
これができるようになったら自分自身の中にリズムの波の基礎が出来出したと言えるのではないかと思います。

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コンパスを体現するとは

楽曲として見た場合、他のジャンルの曲とおなじく始終同じテンポで演奏するというのは味気ない機械的な音の羅列となるのでテンポの揺らぎはもちろんあるので、テンポを一定にすると言うのが重要なのではなくシンクロ感というかグルーブ感、フラメンコ的にいいますとコンパスによって作り出されるアイレが必要なのだと思います。

自分の中にひとつのリズムの波をもつ、そのリズムの波はフラメンコを表現するもの同士がもつ共通のコンパスを拠り所としている事が必要だと感じるのです。

さらにもっと実際のコンパスのトレーニングを積みたい方はコンパスの音源CD等があります。

次のステップではリズムを崩し易い連符やシンコペーションに対応するようにするのですがFlamencoMasterを使っていろいろ工夫してみましょう。



以上のトレーニングで非常にリズムのズレに敏感になって来てちょっとでもズレルと違和感がしてすぐにフィードバックが効いてシンンクロを自動的にコントロールできるようになってきます。これが重要です。

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コントラティエンポ(裏拍)

以上のトレーニングでリズムの波が出来て来たら裏拍を掴むのは容易いはずです。
分雑なシンコペーションを自在に弾くには裏拍を掴むトレーニングが効果的ではないかと思います。


裏拍のみギターを弾きます。

シンコペーションを掴むには、すなわち休符を掴む事というるのではないかと思います。
リズムの波を感ずる事ができれば、休符も同じ様にカウントすればよいのですからリズムを外す事はないでしょう後はコンパスに乗るだけです。

連符はテクニックと関連する部分もありますのでチット手強いかもしれません。

ラスゲアードの連符等は勢いで弾いている事が多くそれに合わせてテンポやリズムを調整してしまっていることがありFlamencoMasterに合わせるとリズムを外していたりテンポをかえるとリズムを崩したりすることがありました。
ラスゲアードは指の独立性で指一本一本をコントロールしてアクセントを自在に操れるところまでもっていかないとダメだと感じています。
posted by saintcat at 17:25| Comment(0) | ギター | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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