2010年09月24日

曲集完全踏破-備忘録 中間報告-その2

曲集完全踏破-備忘録 中間報告その2

レベル-1も基本的なテクニックのみで曲の長さも短かったので結構簡単に弾けましたがまだ全部は暗譜は出来ていません

初見で弾けたものもありますが、楽譜をチラチラ見ながら、大体弾き通せますので取りあえずヨシとして次のレベル-2に着手したいと思います。


レベル-2は新たにタラントスとかシキリージャスとかのパロがでてきますが0、1同様ソレアから始まってますね。

ソロンゴとか珍しいパロでてきますが、ソロンゴはブレリアスみたいな感じをイメージしていたので模範演奏を聞いて、アレ全然違うなと思ったり・・・

全体として曲の長さも幾分長くなり曲としての内容も充実して来る様ですが、まだ前哨戦的な感じでテクニック的には、左手のポジションがミドルフレットを使ったり、押さえ方がやや難しいポジションが出て来てきても、そんなに難しく無いみたいです。

右手のテクニックは基本の簡単なラスゲが中心でimのやや素早い動きがでてくるもののまだまだ易しい様です。
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Sevillana Mi copla

レベル−1 Sevillana Mi copla 私の歌

レベル−0のセビリアーナを少しバージョンアップしたような曲

6弦をDにチューニング

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テクニック

1小節からの基本コンパス部はスラーを伴ったメロディーの動きのラスゲとp-i-m-aの和音のコンビネーションが特徴的であるが
p-i-m-aの和音を入れる時力みやすく、それによってリズムがややもたついたり音のパランスが崩れたりする事が有るので軽やかに弾くようにする。

p-i-m-aのコード弾きについてはレベル-0のグアヒーラで出て来たが、弾く時表面板に対して指先でつまみ上げるように上に弾くと汚い音になるので表面板に対して平行方向に弾くようにする。

p-i-m-aのラスゲはどちらかというとブラッシング系



また少し難しいコードの遷移があるが効率的に行う---左手3指(薬指)をスライドさせるのがミソ・・・



サリーダ、コプラは全てpのみで弾くが16分音符が連続する部分で音がもたつかない様にpを素早く的確に動かさなければならない
指だけでなくて首の回転を少し使うのがコツ

考察

フラギでは、メロディーを弾く場合pが多用されるが音の出し方に大凡2つの出し方が有る
トラディショナルなトーン
指を反らして弦に対して指の角度を小さくし(上から見て)側面の指の側面から爪に滑らせてリリースする
爪のアタック音が入り乾いた感じのトラディショナルなトーンなトーンとなる。



クリアリーなトーン
指の弦に対する角度を大きくとり(上から見て)弦に引っ掛かからない程度に反らし弦に対してやや立てる様にして指頭から爪にリリースする
爪の音はあまり入らずクリアーな芯のある音になる
指のバネ力を使い易く素早く鋭く動作させることができるのでアルサプーアで使用されることが多い



ホアン・マルティン氏は前者がメインのようだが、此の曲はどちらがに合うだろうか?


posted by saintcat at 13:23| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Farruca Ritmo de baile

レベル-1 Farruca Ritmo de baile バイレのリズム

ガリシア民謡がフラメンコ化したものでバイレ及びギター・ソロ曲としてラモン・モントーヤが確立した。
4拍子で1から4のカウントで1コンパスで力強さと哀愁が特徴。

バイレのリズムと副題があるように単にメランコリックで終わらない様に力強いアクセントとリズムを表現する。
バイレのステージを見ると、男性が情熱を押し殺した様に緊張感を漂わせつつステップする姿が印象的である。
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セオリー

4拍子で1拍と3拍にアクセント、8カウントで1コンパス

Farruca1-1.jpg


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テクニック

1小節からの最初の7小節のレマーテまでのコンパスは落ち着いた力強くはっきりとしたリズムで9小節からのアルペジオはメロディクに幾分やわらかく・・・




16分音符のp-i-mによる細かなアルペジオ

安定して弾くには手全体のポジションを上下左右にぶれない様に安定させなければならない。

軽めに弾く場合は、クラギ同様のアルアイレで、音を強く鮮明に出すには、やや指の弾性を用いて弾く





22小節から24小節までのリズムは少し取り辛い
4拍目の裏拍を意識して入る
(*楽譜の表記にミスがあるみたい---22小節裏拍の5弦はA音ではなくC音)

Farruca1-2.jpg



24小節から27小節まではpのみによるアルペジオ
1弦から6弦にに一気に折り返すのがワンテンポ遅れるようで難しい1弦を弾き下ろした弾性と手首の回転スナップを利用してリズミックに戻るように・・・




35小節の装飾音的ラスゲの弾き方は34小節4拍裏から入りpのを35小節1拍に合わせてダウン2弦E音を発音して1弦でストップさせるようにコントロールする
-----直ぐに3連符が続き、しかも3拍目は1弦E音と4弦E音を同時に弾かねばならずでリズムを崩さない様にするのが少し難しい、恐らく此の曲で一番困難な部分だと思う

Farruca1-3.jpg



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2010年09月18日

Caracelero

レベル-1 Caracelero 牢獄の番人?

純粋なフラメンコではなくカンシオン(流行歌)
パコ・セペレーロがギター伴奏しているムービを見た事が有る
カンタオールが、浪々と歌うイメージ
歌詞の訳を捜したが見つからず内容は分らなかった
曲調は明るいが何か嘆いているようで何処か悲しげ・・・

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セオリー

Toqu Libre(free time)となっているのでテンポや音のディレーションは、自由だが、あまり適当にやると変に間延びしたりするので最初はある程度リズムを刻んだ方が良いみたい。

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テクニック

特に難しい部分はないようだ

imによるメロディーは、ピカードで鋭く弾くよりサウンド・ホール寄りでクラギのアポヤンドみたいに柔らく弾いた方が感じが出る。
カンタオールになったつもりで朗々と謳うように。



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Tangos Impulso

レベル-1 Tangos Impulso 衝動

レベル-0のタンゴス同様、基本コンパスで構成されたシンプルなタンゴス

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セオリー

基本コンパス

Tangos1.jpg


タンゴスのアクセント位置は基本として1-3-5-7あるいは4-8カウントにあるが時代とともにブレリアスに次いでリズム遊びの要素が強くなり、アクセントの位置を固定的に決める事はしなくなりコンパスのノリを優先させるようになってきた。

この曲の場合アクセントは1-3-5-7カウント目が基本だが、1拍目を休符或はゴルペとして外しラスゲによるリズムでアクセントを出す
あるいは1拍目に音が有る場合は直前の拍からフレーズを繋いで頭にアクセントをもってくるタイプ。

3連のところはこのCh-a-m-iのラスゲパターン他にもp-a-i-p等のバリエーションが幾つか有る

この曲には全体で大凡4つのタイプの組み合わせパターンがある。






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テクニック

これらのラスゲパターンは既出だが、タンゴスのノリで軽快に弾くようにする。

要所にラスゲの弾き方にコントラストを加えより疾駆する感じを出すようにしてみた




ギター・ソロの場合は全体を通してガンガン弾くとかえって面白みがなくなるので起伏を付けた方よい
ファルセータの入る直前は、控えめとか・・・
posted by saintcat at 22:29| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月12日

Rumba Cancion popular

レベル-1 Rumba Cancion popular ポピュラーなカンシオン

ルンバ・フラメンコはグアヒーラ同様中南米のものがフラメンコ化したもので、フラメンコではないという意見もあるが、パコ・デ・ルシア以降有名どころのギタリストのレパートリーには1-2曲は入っている。
またジプシーキングスに代表されるジプシー・ルンバと区別する人もいる
ジプシー・ルンバも同様なリズムとラスゲを使用するが、より激しくパーカッシブな要素が強い

副題のカンシオンとは、流行歌的な民衆に流行った歌あるいはメロディーというくらいの意味だろう


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セオリー

ルンバ・フラメンコは4拍子で2拍目裏拍子にアクセントがくる独特のノリ

Rumba1-1.jpg

よく耳にするルンバだが、シンコペーションが多用されたテンポの速い曲をギターで演奏する場合、メロディーをノリに乗せるのが難しいパータンもある

一小節から7小節までのアルペジオパターンは、いわゆる4拍3連どり(3連符ではない)というやつで採譜によっては

Rumba1-3.jpg

となってる場合が有るが実際は此の曲の採譜のように

Rumba1-4.jpg

と弾くルンバのイントロでよく出て来るアルベジオパターン
裏拍がアクセントになってるので最初はリズム(テンポ)が掴みにくいので、メトロノームとかに合わせて正確にリズムが取れる様にする。
非常にゆっくりと弾くと逆に難しくなるが、正確なリズムを身につけるには有効な方法だと思う。




10、18小節のラスゲはルンバのラスゲパターンの一つで2拍裏のアクセントのノリを出すようにするが、このラスゲパターンは、あまり一般的ではないようだ。





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テクニック

8小節目にでてくるpとaの掻き揚げ様の5連アルペジオ
同様のパターはp-i-m-aを用いたた6連-12連とかあるが、アルペジオを挟むことでリズムを崩さない様にする必要が有る。


posted by saintcat at 22:00| Comment(2) | 曲集完全踏破-備忘録_1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月11日

Fandango de Alosno

レベル-0 Fandango de Alosno  アロスノのファンダンゴ

Alosno(アロスノ)はアンダルシア州フェルバ県にあるFandango de Huelva発祥の町の名
Fandango de Huelvaは独自リズムをもち他のファンダンゴと区別されている。

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セオリー

ファンダンゴ・ウェルバはEミの旋法(音階)の曲が多いが、この曲はAミの旋法
ギターソロ用に採譜されたものは3/4拍子がほとんどだが3/2拍子表記のものもある

カウントは一拍を1カンウントで1-12カンウントを1コンパスとするのが普通で12拍子系、メデオコンパスも用いられる

ノリは軽快にリズムが跳ねる感じが特徴であるが大きく跳ねるものとそうでないものがある
此の曲ではすべて3連で貫かれているので大きく跳ねた方がいいが、3連はあくまで採譜の為の表記でありノリを優先すべきだと思う。

基本の1コンパスは

Fandango1-1.jpg



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テクニック

3連とスラ-の組み合わせがほとんど
3連のバリエーション・・・


最初は難しく感じるがリズムを掴むと簡単に出来る様になるようだ
ハンマーオンの音がはっきりと聞こえるように弾かなければならない、特に14小節のハンマーオンは音ゴルペを挟んで直前のE音が減衰しているので出にくいので強くハンマーオンする必要が有る

4小節目のラスゲの仕方は、譜面上は3拍目に装飾音的ラスゲ(小さな音符で表記)が掛かったように記されているが、模範演奏を聞くと装飾音的ラスゲと言うより2拍の裏から入ってるブラッシング様のラスゲのようだ・・・同パターンのすべてがそうなっている。

Fandango1-2.jpg

ブラッシング・ラスゲは指を弦に対して寝かせ気味にし爪の当たる面積を大きく取って押し出す様に(押し出し式)ストロークする
この結果爪の接触時間が長くなりジャララーという感じになる




17小節からのレマーテは2拍目の低音の3連のスラーからブラッシング・ラスゲ続くあたりが、ややリズムをとりにくい
直前の裏拍から入ってiのダウン ストロークで次の拍にタイミングを合わせる






posted by saintcat at 18:04| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

Solea Falaetas sencillas

レベル-1 Solea Falaetas sencillas(Simple falsetas)シンプルなファルセータ

レベル-0のソレアとコード進行等はほとんど同じなのでバージョンアップ版か?
シンプルなファルセータと基本コンパスの構成

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新たに導入されたテクニック

3連符のp-i-mのアルペジオ

pのアルペジオ様ラスゲとiの連続

休符でシンコペーションが入ったコンパス。

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セオリーとテクニック

3小節目に出て来るpのアルペジオ様ラスゲとiの連続
少し手首の回転を使いiはアップ・ストロークの様に弾くのがコツ



3連符のp-i-mのアルペジオ

此のパターンは普通低音にメロディーが来る事が多く、ほとんどp-i-mで弾かれる
pはメロディーが鮮明に聞こえる様にアポヤンドする必要が有るが、次の弦がiで弾弦される場合指どうしバッティングしない様にpを逃がすかiを弾弦するタイミングでpを離す。

前半が「iを弾弦するタイミングでpを離す」で後半が「pを逃がす方法」
逃がした方が若干音とリズムが軽やかか?




6小節目は2小節目と同パターンで普通ソレアではp-i-p-p-p-iで弾かれるパターンだが、ここではp-a-p-i-m-aのパターンになっている
取りあえず楽譜どうりp-a-p-i-m-aで弾く事に・・・mのアクセントに注意

3連符のアルペジに入ってから走りがちになりやすいのでテンポを保って落ち着いて弾くこと





25小節から単純な基本コンパスが2コンパス続くがシンプルであってもフラメンコ的なニュアンスをだせる様にアクセントの変化に注意する

33小節からのレマーテのラスゲのパターンは特に弾き方に工夫を要する。
34小節は4カウントの裏拍から入るようになってるが、軽くラスゲすると"らしく"なる

Solea1-1.jpg





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譜面にある程度ラスゲの位置が書いてあるのは、絶対的でなくても意味が有る

1弦寄り、6弦寄り、まん中くらいは弾き分ける様にする。
慣れてくればもっと細かく選択的にラスゲできるようになる。
posted by saintcat at 17:21| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

曲集完全踏破-備忘録中間レポート

先週でレベル-0の曲が終わってレベル-1に入っています。

ざっと見るとレベル-1も0と同様に前哨戦と言う感じで曲と言うより長いファルセータあるいはフレーズみたいな感じです。

フラメンコ奏法独特のアバニコとかアルサプーア、ピカードはレベル-3からで、そこから少しずつ坂が急になっていのだと思いすまが、今のところ出て来るテクニックは簡単なので余裕でどんどん進めそうです。

最初は好みではなかったり知らないパロとかがあるので「全部弾く」のに多少抵抗感がありましたが、やってみるといままで弾いた事がないパロとかもやってみると結構楽しいですね

パロの研究のために所謂クラシコの曲集のCDを2枚か買いました(ラモン・モントヤとかニーニョ・リカルドとか)



posted by saintcat at 16:55| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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