2010年11月24日

Fnadango (de Huelva)

レベルー3 Fnadango (de Huelva) ウェルバのフンダンゴ

3連譜をリズムの基調としたファンダンゴ・デ・ウェルバ
3連に引っ張られて8分音符のコントラもはねる感じが強い
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コンパスとセオリー
レベル-1のFnadangoと同様12拍子で1-12でカウントするが、メディオコンパスも用いられる
ファルセータへの入りは基本的にカウント1からだが、11から次のファルセータに入る場合が多い。

新たに導入されたテクニック
3連スラーを伴うラスゲ
単発の3連ラスゲ所謂アバニコ
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最初の基本コンパス
この最初のコンパスのラスゲのリズムとノリが曲全体を支配するが、ラスゲは色々なパターンが、組み合わされ結構難しい
特に2小節目や3小節目に出て来るスラーで繋ぐパターンはリズムを崩さぬ様に軽快に弾かなければならない。

Fandango_3_1.jpg



Fandango_3_6.jpg



7拍目にp-m-p-pのアパニコの3連ラスゲがでてくるが、重くならずに軽く弾いた方がよい、その意味ではp-a-iでも良いかもしれない
2拍目のiのダウンのタイミングでpを弾き始めのポジションにセットすると弾き易い

Fandango_3_3.jpg





表記されてはいないが14小節目3拍のカウント11のタイミングで次のファルセータに入るファンダンゴ・デ・ウェルバによくあるパターン

Fandango_3_4.jpg





25小節の2拍の低音のスラーと高音のアップ・ストロークのタイミングをシンクロさせるのがやや難しい。

Fandango_3_5.jpg




35小節から次のファルセータにで入る(ここもカウント11)





40小節ののリズムは、少し取り難い3拍目が裏になっている点に注意、足でリズムを取る等して弾くとよい。




43小節からの3連アルペジオは低音がメローディーになっているのでアポヤンドではっきりと
49小節3拍目がのアルペジオ---短いピカードはちょっと難しい、飛ばしすぎて軽くならない様にしっかり弾くようにした方がいい



レマーテのエンディングはカウント11である、因にソレアは10
最後の3連ラスゲはアバニコでは無いタイプの3連ラスゲ



posted by saintcat at 13:10| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

Solea (La base)

レベル-3 Solea (La base) 基本的な

レベル-3の始まりは、やはりソレア・・・
リズム、メロディーともトラディショナルで定番中の定番のスタンタード

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新たなテクニック

*16分音符の4連あるいは5連にまたがるスラー
*アルペジオに続くimによる弾弦
*p-p-i-によるアルペジオ

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イントロ

16分音符のスラーの定番のパターン

solea-3_1.jpg

Hold Codeとあるように高音の押弦を維持しながら低音弦をスラーする
一拍目をやや引っ張る感じで弾くと雰囲気が出る



このパターンには色々とあるので気分によってバリェーションを弾き分けても良いと思う。


・・・とか

続いて基本のコンパスで定番のラスゲ




21小節(ファルセータ-1)

コードをフォールドしながらのスラーが少し難しい
スラーのモーションを他の指の押弦に影響を与えずに遂行しなければならない
それには、手首の回転をまったく使わず、指のモーションだけでスラーするようにする
指の独立性もある程度必要!



25小節から16分音符のアルペジオとimの弾弦の組み合わせ

27小節のようなパターンでは3拍目の入りをiかmで統一した方が良い(場合によってはそのかぎりではないが)
譜面ではiになっているが自分の場合はmがセオリー

solea-3_3.jpg




37小節から44小節(ファルセータ-2)

恐らくこの曲中で一番難しい部分だと思う

solea-3_2.jpg

pをやや押し込んで滑らせる様にアポヤンドしiを引っ掛ける様に弾く




49小節(レマーテ)
定番のシメのパターン

posted by saintcat at 22:48| Comment(3) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月07日

曲集完全踏破-中間報告3

レベル-2までは(レベル-0からだったので3段階)「曲が短い、テクニックが簡単」と言う事もあって順調に結構ハイペースで進んでこれました。
フラメンコ・ギターの初級、中級といったレベル分けがどう言う基準でつけられているのかわかりませんが
次のレベル-3からは明らかにテクニック、曲の構成がレベルアップしているのがわかります。
初級から中級にかけてのレベルと言ったところでしょうか

此の曲集はレベル-8まであり道は遥か彼方迄って感じで本当に最後迄弾き通せるかどうか、なんとも言えませんが行ける所迄行きたいと思っています。

次のレベル-3ではフラメンコギターのトレモロ以外の3連ラスゲ、アルサプーア、ピカード、連続するスラー等基本的なテクニックのほとんどが出てくるようです
今迄のレベルのではラスゲアアードも比較的単調な構成だったのが、コードの変化やリズムの取り方も多彩になって、ちょっとしたデモで弾いていいくらいの曲も有りそうです。
左手もポジションがミドルポジションを使う場面が多くなりコードの押弦も幾分難しそうです

弾くのがとても楽しみなのですが、それに伴ってラスゲとアルサプーアの基本的なトレーニングも、今一度復習したいと思っています

結構長い時間基本的なトレーニングに時間を割いて来たのとクラシックギターの練習曲等のトレーニングの成果が出ているのか
今の所まだなんとかこのペースで弾いて行けそうですが
クラシック・ギターでも中級に入る頃から挫折する方が多くなってくるようにフラメンコ・ギターでもビギナーは、もしかしたら、これぐらいのレベルからグット難しくなってきて挫折する最初のターニングポイントではないかと思います。
つまりフラメンコのコンパスや基本的なテクニックがある程度習得されていれば、弾けるレベルなのですが、逆に習得出来ていないとかなり難しいと言う事ですね
しかし、まだまだ基本的テクニックでなんとかなるレベルなので毎日の少しばかりの基本トレーニングの積み重ねが後押ししてくれると思います。
posted by saintcat at 12:11| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

Rumba (Rumba Flamenca)

レベル-2 Rumba (Rumba Flamenca) ルンバ・フラメンカ

この曲集で2つ目の、ほとんどラスゲだけのルンバ

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セオリーとテクニック

ルンバ・フラメンカの最も基本的なリズムパターンだが、此の他にもいくつか指使いが有るようだ

Rumba2_1.jpg

模範演奏でもマルティン氏はp-i-ma-p-i-i-iで弾いている




色々見ているとp-p-mi-p-i-i-iが一般的なようだ



弾き分けてみると後者の方がルンバのリズムを出し易く感じるので自分にはあってるようだ

何れも無駄な力を抜いて軽やかに弾く必要が有りルンバの特徴あるアクセント(2拍半目のpのアップ)とノリを出す様にする


13小節からのパターンは、以前の曲の頭の部分と同種のリズムの取り方となる

Rumba2_3.jpg




22小節のゴルペを伴ったPとiのコンビネーションは、やや難しい。

Rumba2-4.jpg

ゴルぺしながら素早く安定して弾くにはp-iのモーションで掌が振れない様に(殆ど動かさない)して弾弦する必要が有る
掌を安定させる為にmを指板に付けたりaを指板に付けてmでゴルペをするギタリストもいるので真似てみたが
指の長さのせいかもたついてしまい、この方法は却下(今の所)



要所要所にma-p-maの3連が出て来るが音はp-m-pのアバニコの3連よりダイナミックでやや重い

Rumba2_2.jpg




殆ど手首の回転でストロークする
少し指のストロークも使うが、指のストロークを意識しすぎると無駄なモーションになりやすいのであくまで主力は手首のモーションと考える。

手首の回転は、返しを鋭く行わないと、もたつきやすく
切れの良い3連を実現するには、やはり手首の無駄な力を抜き「回転軸の感覚」を身につける必要が有る


posted by saintcat at 22:46| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

Seguiriya-Lament

レベル-2 Siguiriya (Lamento) 嘆き

フラメンコ的な感情(苦悩、悲壮、嘆き)の吐露と沈黙を最も含みカンテにおいてはカンテ・ホンドを
バイレにおいては形式な厳格性によってソレアとともに重用視される

ギター・ソロの場合も同様でホンドな雰囲気を表現する事が必要となる

コンパスは1コンパス12拍の変則リズムであるが気分によってテンポが微妙に揺れる

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コンパスの取り方

1コンパスを3拍と4拍が長い(1,2拍の1.5倍)5拍として5カウントでとる方法が一般的

Seguiriya2-1.jpg

足で2拍取りリズムを取る場合丁度4カウント目が、足をアップするタイミングになり、少しやり難いが、これは裏拍の取り方に慣れる事により問題とならなくなる




ソレアやブレリアスと同根とみなす或は類似性から12拍子と1コンパスを12拍として12カウントでとる方法
此の場合8カウントからスタートする

Seguiriya2-2.jpg

この類似性からかシギリージャからブレリアスに入ったりする場合が有る

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新しいテクニックはないがラスゲアード以外は殆どプルガールで弾くので、全体的に親指の技巧が必要

1小節目から5小節目迄のラスゲは、装飾音(小さな音符)のように記されているが、実際の模本演奏は

Seguiriya2-4.jpg

となっているようだ(微妙だけど)
4小節の一拍目の音は直ぐにアパカードして次の間を活かす



5小節から6小節はシギリージャの定番中の定番のメロディーとリズムであるが雰囲気をだすのは以外と難しい。



フラメンコ全般で言える事だがコントラの取り方は、正確に真裏を取る、あるいはハネる、引きずる、粘る等があり
例えば採譜が8分音符で刻まれていたとしても、中抜き3連から付点に近い感じ迄、程度の幅があると思った方が良い

Seguiriya2-3.jpg

6小節のリズムの取り方等を見てもシギリージャはどちらかと言うと粘った感じが強い


ファルセータ1
単調で遅いテンポなので逆にコンパスを外し易い、テンポを揺らす場合も底流にコンパスが流れている様にしなければならない。

フラメンコギターのソロは、カンテの伴奏の合間に入れるカンテを模したファルーセタから発展したと言う事から
シギリージャの様なパロのギター・ソロのコンパスの取り方はカンテの様に大きくコンパスを取る方がいいかも
勿論パロやスタイルも考慮する必要が有るが・・・
何れにせよ、沢山曲を聴いて雰囲気を掴むが一番良いだろう

ファルセータ2

16分音符を挟む部分は、走り易いので注意
更に16分音符が連続する部分は、テンポが乱れたりpのコントロールを失い易い



43小節から45小節は16音符で刻む定番フレーズによる独特の抑揚を出す。


posted by saintcat at 21:42| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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