2010年08月29日

Guajira -Fiesta cubana

レベル-0 Guajira -Fiesta cubana (キューバの祭り)

セオリー

中南米のキューバの民謡がフラメンコ化したものでコンパスは6/8拍子と3/4拍子が交互に現れる変則タイプである。
拍の頭にアクセントがくるのでリノやすくリズムの取り方はさほど程難ないようだ。

Guajira1-1.jpg

カウントの仕方は1コンパスで1-12あるいは単純に123-123-12-12-12とカウント

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新たに導入されているテクニック

amiによるコード(和音)弾きとそれに伴うスラー及びp指とのコンビネーション。

iのアップが最後にはいる素早いタイプのラスゲとそのコンビネーション

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テクニック

amiによるコード

amiでのコードはクラギではお馴染みだがフラメンコでは逆に特殊な方であまり出てこない。

Guajira1-4.jpg


弾き方は慣れないうちは、一旦指を弾く弦の上に軽く筒状の物を掴むように載せてスタンバイし掌の方に掻き揚げるようにする。

その時親指とバッティングしないように指のフォームに注意する。
慣れて来たら指を一旦スカタンバイせずに、1動作で弾く様にする
此れが出来ないと音がスタッカートしてしまうし素早く弾けない

此の様なamiによるコードは、クラギに比べ鮮明な硬い音を求められる事が多く指を弦に対してやや立て気味にして指のしなりと弾性を利用して弾く。(柔らかく弾く時も有り)



amiが素早く連続すると最初は、もたつくと思うので、軽快に弾くにはチョとトレーニングの必要あり





iのアップが最後に入る素早いタイプのラスゲとそのコンビネーション

Guajira1-2.jpg







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*此の曲集の全体的な譜面の表記に関する注意
この曲集全部で

Guajira1-3.jpg


という形のラスゲ及びリズムは実際の演奏と異なる部分が多いので注意する必要がある。
ほとんどの場合付点ではなく当然それに続く音符の表記も異なって来る


付点で弾くと感じが随分違って来るので何故このようになっているのか?
(付点で弾いている箇所も少いがある)


posted by saintcat at 18:53| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月22日

Tangos(Festejo)

レベル-0 Tangos Festejo (Celebration) 祝

基本コンパスだけで構成されたシンプルなタンゴス

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新しく導入されたテクニック

*親指ダウンと同時のゴルペ

*ma pのラスゲのコンビネーション

*装飾音的ラスゲからのpのアルペジオ

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セオリー

タンゴスは、4/4あるいは2/2で採譜され普通1拍を1カウントととして1から8カウントで1コンパスとする(あるいは1-4)
アクセント位置は幾つかのバリェーションがあり、この曲は1拍(強)と3拍(軽)の頭アクセントの基本タイプでエンディングまで通されている。

Tangos00-01.jpg


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テクニック

ラスゲの選択的な弾弦
1小節1拍目のpのダウンは譜面上では4-2のみを弾弦するようになっているので5弦A音と1弦はなるべく弾かない、
なるべくとは曖昧だがコード的に考えて雰囲気が変わってしまう音は、意識して弾かないようにしなければならない。
このばあい4弦のD音がメロディー(中心的音)になっていると考えられるので5弦は弾かない様に注意する。
ラスゲは慣れると、より選択的に弦を弾く事がが出来る様になる

pを一気にダウンし1弦で引き止め同時にゴルペする
ここらへんのコツは以前のブログで考察したように、つまみ上げるようにするのではなくゴルペのa指に引き寄せる様な感じ


そのあとのma pのラスゲのコンビネーション
アコギ(スチール弦)のストロークのように腕全体を振るようにストロークするのではなく軽く手首を回転させる感じでストロークする。
腕全体を使うのに慣れている場合は最初は回転のイメージが形成にくいので、結構難しく感ずる
素早いストロークはこの回転軸の安定が非常に重要になって来る。


一本の指より太い音を出す時(大きな音という意味ではない)複数の指を同時にダウンを使用する
マルティン氏はmaを多用するスタイルみたいだが、自分の場合は同パターンのストロークは、imを使う事が多い。
トーンや効果は、ほぼ同じなので、その時の前後の運指から効率的かどうかを判断して自分にあってる方を選択していいと思う。

チョットしたコツ
跳ね上げたラスゲのpをそのまま落として3拍目のC音をプルガールする。
2小節目はpをアップしたらmaを弾くと同時にpを6弦に置く。
こんな感じ



装飾音的ラスゲ
最後のラスゲは、所謂装飾音的ラスゲというやつになってる
ハジクでのではなくごく軽くブラッシングするように弦の上を擦ってp指のアルペジオ様ダウンに繋げる
ここの場合だとタイミングで的にはその2拍の頭で弾き始めくp指のダウンがその次の3拍目にくるように弾く。(入るタイミングは前後のリズムのディレーションによって替わる)

こんな感じか


この曲集の飾音的ラスゲは小さな音符で表記されているのが基本だが、ここの箇所のようにそうなっていない場合もあるので模範演奏をよく聞く事。



posted by saintcat at 10:43| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月20日

Alegrias en Mi

レベル-0 Algrias en Mi Alborozo(Jubilation) 大きな喜び?

シンプルなアレグリアスだがテクニックな漸進的な観点からはレベル2に持って来ていいくらいの難度ではないかと思う
それでかどうかは、わからないが模範演奏のスローテンポのバーションが用意されている。

恐らくビギナーにはこういう技術的な間隙がつまずきの元になりるので、とっても難しいと感じたら後回しにして
次のタンゴスを弾いてみるのもいいかも・・・

このアレグリアスは完全な形をなしていないが、たまにこういうタイプの曲もある。
(エスコビージャとかがはっきりせずシレンシオとかがない)

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新たに導入されているテクニック

*既にベルデアーレスで同系のリズムは出たがch-a-m-iラスゲの3連タイプのもの

Alegrias00-01.jpg





*ラスゲ中のコードの押さえ変え


*ラスゲと同時のゴルペ
(楽譜には記されていないが、通常のテンポの方はアクセント位置にゴルペが入ってる)


*Pのみによるアルペジオ


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セオリー及びテクニック

まずコンパスは、基本の12拍子。

13小節から途中メディオコンパスがあって・・・

1小節から始まるメロディーの流れは2拍目の表拍子へスラーがかかり軽いシンコペーションが起きる仕掛け




アレグリアスは結構シンコペーションや裏拍を用いて軽快さやおどけた感じをだすことが多い
タイミングやリズムを掴めない時は少しゆっくりしたテンポで足踏みやメトロノームでこのノリを掴むといいだろう。


9小節から基本のコンパスのラスゲがあるが、難しいのは11小節3拍表が裏拍に移るときのコードの切り替えでコツはリズムに乗って押さえて行く様にする事
慌ててサッと押さえるとリズムが狂ったり押さえミスる事多し

最初はユックリしかもリズミックに
「最初はユックリ、リズミック」もうい一度「最初はユックリ、リズミック」
これ初心者の座右の銘・・・ほんと


アレグリアスの特徴がよくでている22小節からの基本コンパスのラスゲに注目
7拍はやや弱く8拍にむけて強いアクセント8拍裏のアップストロークは弱く9拍は極弱く10拍目は強く後の拍は軽く12拍は軽くアクセント

Alegrias00-02.jpg




iのアップダウンはダウンの時は低音弦メイン、アップの時は高音弦メインとなる。

更に勢いによって微妙なデレーションが生まれる時がありノリは必ずしも単純に律動の機械的な芯を捕らえる事ではない様な気がする。

12拍子系のソレア・プア・ブレリアやアレグリアスなど比較的テンポが速いパロでコンパスを見失わない様にするにはカウント12の位置を意識してキープする
次の1で入るタイミングをミスると、どんどんづれて来るので特に休符の場合正確にリズムが刻まれる様に足踏みでタイミングをとるとよい。

コンパスのアクセントってよく言うしアクセントというと強く出すと言うイメージがあるが
フラメンコの場合強くと言うより勢いの様な気がする。その結果強く出る
言葉では難しい・・・


13小節目からのp指だけのアルペジオは意外と難しい
走りすぎてザザーといって先走ってしまう。
かといって慎重になりすぎると途中でもたついたり引っ掛かってしまう
コツは、やはりリズムだ。


効率的なコードの遷移、
クラシックギターの方で「隠れ運指」とか呼んでいるテクで、動かさなくてもいい、或はスライドさせるだけでいい、指を見つけ出来るだけ指板から指を離さず、小さな動きで目的を達成出来る様にする。

ここの部分をより効率化するために少し左指の運指を変えてみた。

Alegrias00-03.jpg

指1と指3は3小節間ずっと離さずキープておく




posted by saintcat at 22:22| Comment(1) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月16日

Veriales(Malaga, mi tierre)

レベル-0 Veriales(Malaga, mi tierre) 故郷マラガ

セビジャーナスもそうだが、フラメンコのパロは発祥の地が名前の由来になっているものが多い
ベルデアーレスの発祥の地であるベルディアレス地方はマラガ県に属すためかマラゲーニャと曲調がよく似た曲がある。
フラメンコファンでなくてもお馴染みのあの感じ・・・

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セオリーとテクニック

普通はラスゲから入るパターンが多いが、ここはイントロのメローディーで弾き始めている。
3拍子の頭アクセントなのでコンパスは比較的わかりやすい

テクニック的には5小節目からpとiによるアルベジオが新たに導入されている
つまりこのパターンがしっかり弾けていないとこの曲は弾けない

弾き方のコツはP指をアポヤントしたら指を次の弦の上にのこしたままi指で高音を弾弦するようにする。
iで弾弦すると同時に次のPの弾弦のアクションあるは準備に移る

Pでアボヤンドする時、僅かに弾弦を手首の回転で支援するのがコツ




9小節で初めて4指ch-a-m-iによるラスゲが登場する。
ザラーと流れてしまわずに、ハッキリと分離してダ、ダ゛ダ、ダ、ダと聞こえる様に・・・
ビギナーにとっては最初のラスゲの難関となる。
此の場合6弦Eを弾弦しもう一度6弦に親指を戻すタイミングでch(小指)からラスゲしはじめるのがコツ




コブラ(民謡の短い詩。フラメンコの歌は通常はいくつかの短詩を重ねて歌う)のメロディーはimで弾く様になっているがアポヤンドで芯のある音をだすように
ソレアのところで触れたが、iあるいはmどちらではじまってもなるべく交互に弾く様に

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音のデレーションに関する消音について

民謡全体でもいえるがフラメンコ奏法は学究的ではなく、クラシックに比べてぞんざいなところや曖昧な所が有る
「特に意味はないが習慣的にそうしている、別に気になる物でもない」と言う所があって
門外漢が、「何故そうするのか」聞くと、「何故そんな所に拘るのかと」疑問返しを食う事が有る

例えば消音の処理は、クラシックでは、とても厳密だが、フラメンコでは、タランタ等では積極的に消音しないで
残響を活かすが、ソレア等のパロでも細かく消音しない事が多く、何処で、どのようにと明確に指示されているわけではない

それがフラメンコの泥臭さを醸し出す要因だったりもするが、最近のモダンなフラメンコのように色々なジャンルの音楽を
吸収したり混交し新たなセオリーので演奏される都会的で洗練されたフラメンコもあり
つまり一定の原理原則といっても幅広くでギタリストにコントロールが、まかされている部分が多い

このベルデアーレスの場合でいうと1小節目からのメーロディーあるいはコプラ部分は、消音に気を使っていないが
35小節からのメロディー部分ではしっかり消スタッカート気味に聞こえるほど消音しているようだ。
つまりセオリーは緩くギタリストにまかされている言える。
posted by saintcat at 16:17| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sevillana (Copla rdicinal)

レベル-0 Sevillana (Copla rdicinal) 伝統的なコプラ

シンプルなゼビジャーナスあるいはセビリアーナス。
セビジャーナスはもっともポピラーなフラメンコと言われているがバイレの為のパロという性格が強くギター・ソロで弾かれる事は比較的少ないみたいだ

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セオリーとテクニック

とてもシンプルながら此の曲ではちゃんとギターの伴奏の形をとっていてSalid(サリーダ)、Copla(コプラ)の表記がある。

サリーダは曲の歌い出しの部分で(イントロの歌が入る部分)ついでコプラ(詩の一節を歌う部分)が続く
ギターソロの場合はここも全てギターで演奏する。

ほとんどの場合最初は伴奏のラスゲからる
ここではシンプルにmaのセコあるいはiのアップダウンストーロークで表現しているが、本当はもう少し難しい指使いのラスゲで演奏される

このレベルでは、まだラスゲを十分習得していないのを想定してか、ラスゲ無しで弾けるセビジャーナスと言う事のようだ。

単純なストロークなのでかえって雰囲気をだすには、アクセントとノリが重要となる。


3拍子だが普通カウントは裏拍子も数えて1-6でカウントすることが多が1-3でカウントすることもある
カウントのしかたは歌あるいは踊りに入り易くするためか1拍前からカウントする。
つまり1コンパスは6カウントである

1-6でカウント場合アクセントは基本的には3と6にくる

sevilana0-1b.jpg

伴奏のラスゲを3拍目(カウント1)で終えるのは次のサリーダに入るギターのジャマーダ(終止の合図)。
カウント3のアクセントで丁度歌の頭となる
ギターソロでも伴奏の場合に準じて特別な場合以外は同じように演奏する。




メロディーはすべて親指のアポヤンドで弾く。
ビギナーは軽快に弾く事がなかなか難しいですので最初はゆっくりしかもリズムを維持して・・・
posted by saintcat at 15:32| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Tientos Anhelo

レベル-0 Tientos Anhelo(Yearing) 熱望、切望?

セオリー

親指だけで弾ける(左手は4本とも使いますが)とてもシンプルなティエントス
コード進行と特徴的なリズムでかろうじてティエントスとわかるギリギリの線だと思われる

テクニック的には先のソレアよりずっと簡単で
もしかしたらギターを初めて2週間くらいでひけるかも・・・

基本的にはタンゴスと同系の4拍子だがリズムの取り方に特徴が有り、弾けると思ってもメトロノームに合わせるのが難しかったりする場合が多い。


しかし案ずるより弾くが易し
模範演奏をじっくり聞いて、それに合わせて弾いていれば自然にリズムが出てくるので
思うにティエントスが難しく感じるのは、採譜して譜面化するとリズム割りの表記が複雑になるのが原因かもしれない。

フラメンコが元来譜面ではなく耳から耳へ伝えられたのを感じさせるパロの一つである

ティエントスの採譜の拍子は2/2、4/4、あるいは12/8で表記されることがある。
便宜的に簡単に見える拍子をミックスして表記しているものもありこれは3連をどう捕らえるかで違って来る

基本を4分音符におくと3連になり
3連を3/8と捕らえると
12/8拍子となる

したがって
同じ曲を
(上)4/4で表記と、(下)12/8で表記すると

Tients01.jpg
となる

演奏はどちらも同じだが、どちらが見易いだろうか?
12/8で表記したものが弾き易い場合もあるので曲の構成にもよるのだろう
どちらにせよ、実際の曲より複雑にみえないだろうか?

5線譜でどのように表わされようとあまり楽譜にとらわれないほうが良いのかも
フラメンコも5線譜で表わされた場合、曲の流れは、小節線で区切られ音のデレーションは音符で示されているが、
それは便宜的な記号である
リズムの根幹はコンパスにあり音の長さはそこから相対的に求め小節線よりコンパスを見る(感じる)べきなのだろう。

即ちティエントスは「案ずるより弾くが易すし」

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テクニック

テクニックと呼べる程技巧は必要ない
敢て言うなら親指をすべてアボヤンドしてフラメンコ的な音を出す様に注意する。
posted by saintcat at 13:11| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

PrimraSolea

レベル0 PrimaraSolea First Solea

セオリー(原則)

「最初のソレア」と副題がついているが、ソレアの基本のコンパスについて学んだすぐ後に此の曲をやると
あれと思ってしまう事があるかもしれない・・・

それはソレアのコンパスは12拍子で云々となっているのに此の曲が最初かららそうなっていないで
此の場合1小節から2小節の6拍子のメディオ・コンパス(半分のコンパス)と次の3小節4小節ののメディオコンパスで12拍子を構成している。

その後も
5-6小節 7-8小節のメディオ・コンパスの繰り返し
9-13小節は、ソレアの基本の12拍子のコンパスに
後はメディオコンパスの組み合わせになっているのがわかる。

Solea-1.jpg


このように普通は基本の12拍子だけで構成されている曲は、殆ど無くメディオ・コンパスと組み合わされている事の方が多い。
このメディオ・コンパスのアクセント位置だが、これも幾つかの組み合わせがある
1-2小節のメディオ・コンパスは2小節目がコンパスのレマーテ(終止形)に特有な節回しとリズムになっている

此の形はコンパスの終止形に特有のもので多くのバリエーションがあり次のコンパスへの誘い水的な繋となったする。
適当に弾いていても此の形をもってくるとソレアの雰囲気に収まるのでソレアではこの形は特に重要だと感じる。

見方を変えるとここのノリを体得するのが重要だと言う事だろう。

3-4小節はレマーテ、或はジャマーダのコード進行と12拍子としてみた場合の10拍目で弾き納めている


レマーテやジャマーダと言う言葉はフラメンコで頻繁に使われるが
曲の雰囲気を変える或は次のファルセータに移る時の終止形で軽い終止形をレマーテ、強い決めをジャマーダと呼ぶ事が多い様だ。
ギター伴奏の場合ジャマーダは、バイレからのギター、カンテへの曲の遷移の合図となる。

此の曲の場合非常に短いが次のメロディーからみると一つのレマーテと言える。


******************
必要とされるテクニック

必要とするテクニックは、親指による単発のストローク(ラスゲ)、imあるいはpとスラーの組み合わせ、ヒネリとしてスライダ-だけ・・・
つまりi・m・a・chラスゲをまだ習得していなくても弾けるソレアと言う事だ。!
imの指使いがまだ出来ない場合pだけですべ弾いてもいいかもしれない。

まず1小節のpのアルベジ様のダウンストローク、腕全体を使わず手首の回転でストロークするように注意する。
正に此れがフラメンコギター奏法の原点か!?


前半がストローク、後半がアルベジオ様ストローク
はっきり弾き分けること

次の2小節
先ほど触れた様にソレアの雰囲気を出す重要な部分(終止形)。
ソレアの場合、クラギのようにp-a-p-i-m-aで弾かず、p-i-p-p-p-iで弾くのが原則



pは弦からいちいち離さず、滑らす様に弾き下ろし3拍目頭にアクセントを入れ最後のiは弾くと言うより1弦のみのラスゲのように軽く引っ掛けて音を添える感じで。

マルティン氏は模範演奏でこのレマーテの型の3拍目は、ほとんどアクセントせず弱く弾いているが、
軽いいアクセントを付けるギタリストの方が多い様だ。(因に僕も軽いアクセントを入れます。)


5小節から続くスラーをともなったスケールだが、スラーを使用するのには凡そ3つの理由が考えられる。
*音を滑らかにつなぐ、
*速い指使いを緩和する、
*シンコペーシーョンを作り出す。

此の曲の場合、すべてが当てはまりまるが、9小節から12小節では明らかにシンコペーション効果でソレアの雰囲気を出すことを狙っているのではないかと思う。

Solea-2.jpg

コンパスのリズムを取りながら(足踏みあるいは、メトロノームで)アクセントが自然に出て来る様にトレーニングすると良いだろう。



全体的な注意点でとして、imでメロディーを弾く場合、此の曲集の指使いが一本引きになってる箇所が多々有るが
特別な場合以外なるべく指は交互に用いてi-m-m-m-i-i等同じ指を連続して用いない事を推奨する。
なぜかと言うと特別な理由がないかぎり一本弾きがクセになると高速ピカードの時スピードが出せなくなるから

19小節にスライド奏法がでてくるが、意外と此の曲の中で一番難しい所だったりして・・・
コツはネックの後ろで支えている親指は滑らさず支点として働かせる。



20小節目は*として注意点が書かれていて、低音弦のpをアポヤンドさせ強調する旨が指示されている。
初心者はこういう所も難しく感じる様だ。

弾き方としてはpをアポヤンドして素早く高音のimのコードを弾くと指示している つまり僅かに時間差を付けて弾く
実際は常に時間差を付けるわけでは無く全く同時に弾く場合もあるので要はどのようにでも弾ける様コントロール出来る事が必要だろう。

posted by saintcat at 12:32| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フラメンコ曲集完全踏破-備忘録 開始!

先日、中期目標のプランを立てて少し時間が経ちましたが、言うは易し、行うは難し
やらねば始まらぬと言う事で
Juan Martin 氏の「Estudios de Guitarra flamenca Solos FlamencosVol-1/Vol-2」の完全弾き込みの難行苦行を開始しています。

もし自分も挑戦すると言う有志の方がいたらご一緒に・・・
「Solos Flamencos」は確かネットショップ4,000-5,000円で購入できると思います。
海外のネットショップは、送料が結構たかいので何冊かまとめて買った方がいいですよ

image-1.jpg

Image-2.jpg


僕がちょろっと試しに弾いた感じは丁度半分のレベル4-5あたりまで何とか弾けそうでしたが、簡単な曲程コンパスや基本的な奏法を考察し易いし、得る物もあるやもしれぬし完全踏破ということでLevel0から弾きはじめています。

今の所すでにLevel0の曲は、大体暗譜して弾ける様になっていますが、(最初の方はまだ曲が短いので)
しかしこの手の思いつきの計画はとかく尻切れトンボになったり挫折しがちなので
ブログには、その都度思いついた事や、気がついた事等を備忘録的に書いて行き
習慣化するまで自己監視して切磋琢磨しようと考えています。
題して「フラメンコ曲集完全踏破-備忘録」!

著作権の問題も有りますので譜面をモロに載せたり一曲まるまる、アップする事は控えたいと思いますが、説明が必要な箇所や
フレーズは、ファルセータはリフとの解釈で限られたフレーズをTAB譜に書き換えて
(伝統的音楽の節回しやリフのような極短いフレーズは著作権の対象にはならないと言う事で)メモ的に残したいと思います。

************************
此の曲集の特徴

先ずはこの曲集の構成を考察してみます。
全曲とおしてざっと見ると、ある意図があるのが分ります。
最初のレベル0の「Primera Solea」に始まりレベルの変わり目と要所要所にソレアが登場し
更にそのソレアの基本構成がほぼ同様の曲があり簡単にも難しくも弾ける様にしているようです。
つまり曲集に一定の教則的意図を持たせているのだと思います。

更に此の曲集では色々なギタリストの曲を適当にレベルわけしたものではなく
マルティン氏のオリジナルで漸進感に一貫性があり段階がとても細かく
教則本に付属している曲集にありがちな急に難くなるといったことが少ない様です。

テクニック的な面を見た場合、フラメンコはスタイルも色々あるので一概には言えませんが、僕がDVDとCDで聞いた範囲ではマルティン氏の演奏スタイルと選んだ曲は標準的で、トラディショナルなものが基本となっているようです。

これらが、数ある曲集からこの曲集を選んだ最も大きな理由です。
(中にはモダンなメロディーラインを含むものや結構個性的な物も有りますが)

最近は模範演奏のCDやDVDがついている教則本や曲集がでていますが、中には結構ギタリストの癖が強いものもあって独学やコピーする場合は少し注意が必要です。

フラメンコの場合セオリー、原則、標準的といっても、クラシックの様な楽典があるわけでは無く結構表現の幅があり、一つのパロ(曲種)をとっても、土地がら、時代、伝承によって様々スタイルがあったり、アーティストの癖なんかもあるので、一応それらも頭の片隅にいれておかなければならないと思います。

**************
この曲集の利用方法。

自分のレベルチッェク
演奏会で弾く(自分のレベルの範囲で)
練習曲として
ファルセータを作る参考

等この曲集は色々な使用方法が考えられますが
注意しなければならない事も有ります。
それは先ほど触れましたが、同じパロでも時代や地域で弾き方が異なっていたり、フラメンコは広く考察すべき事柄も多いからで
教則意図はあっても教則本や先生の替わりにはならない事です。
ここ3-4年の短い期間での考察で思った事ですが、フラメンコ奏法自体の独習はある程度可能ですが、フラメンコ自体を知るには
やはり先生に付いた方が早道かなと・・・
つまりこれがすべてではないと言うとですね

また最初のレベル0のソレアを見ればわかりますが、決して基本のソレアを教示しているのではなく
短いものでもチョット捻ったり、オリジナル性を加えて曲として完成度を優先している点で
教則本ではなく、あくまで曲集の域をでません。

それでは
いざ 出陣!!手(グー)
posted by saintcat at 11:36| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_0 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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