2011年02月14日

Granadinas(Albaicin)

Granadinas(Albaicin)グラナイーナ アルバイシン

グラナイーナとはグラナダに由来するファンダンゴで、前のマラゲーニャ同様トーケ・リブロに属する
ギター・ソロでは叙情的にメロディーをトレモロやアルペジオで弾く事が多く、ラスゲアードは殆ど使われずテクニック的にはクラシックギター的である
自由な曲想の部分と多少リズミックな部分が交互にあらわれる事が多い

副題のアルバイシンはグラナダの古い地区一帯を言う、ちょうどアルハンブラ宮殿から白壁の古風な家々が立ち並ぶアルバイシンの丘が見渡せる。

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セオリー

クラシックギター的といってもトーンやアイレはフラメンコで・・・

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テクニック

トリル

アルペジオ

スライド

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2小節のトリル様のスラーの連続は、何回弾くかは重要ではなく雰囲気優先で
それぞれの音を大切にコントラストをつけて




4小節の最後の方に音を滑らすスライド奏法は、貯めたり、抜いたり、方法は色々あるがこれも雰囲気優先



最後の4弦B音は量感を十分にもたせビブラートを効かせると効果的



5小節からアルペジオは高音のメロディーを浮き立たせる様にアポヤンドとアルアイレを使い分ける



拍子は無くフレージングを見つけ難いが3連符ではなく3/8拍子的で譜面を少し変えて見ると
Granadinas-3_1.jpg
・・・となるようだ

7小節2拍目は3連符なので注意

Toqe Libre (in Free time)とあるが、アルペジオ部分はあまり自由にひくより多少クラシック的にテンポを揺らすぐらいが良いと思う。

posted by saintcat at 12:02| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Malagena (Velez)

Malagena (Velez) マラゲーニャ ベレス

マラゲーニャとはマラガの古いファンダンゴに由来するフラメンコのパロを指すが、地域によって多少の違いが有る
ギター・ソロではトーケ・リブロに属し一般的に特定のコンパスに従わず自由に弾く部分と3拍子のコンパスで弾く部分がある。
此の曲でも自由な演奏で始まり3拍子のコンパスでしめる

副題のマラガ県の古い都市ベレスはマラガの中心部一帯を指すようで、地中海性気候の温暖で明るい雰囲気が此の曲調によく現れている
その地を訪れる事は叶わないが、せめてもベレス写真を眺めつつ弾くのも一興かも・・・

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セオリー

自由に弾くというのは一見簡単なようだが、実際は難しい、何れだけ自由なのかと言う事も有るが、先ずはその手の曲を沢山聴いて雰囲気を掴んでおく事が重要だと思う。

16分音符や32音符が多くみられるが、あまりそれに捕われずリラックスした雰囲気で歌う様に弾く、先ずは大きくフレーズでとらえその中でテンポを自由に弾くと良いようだ。
テクニックというよりメンタル面からのコントロールが重要だと言える

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テクニック

特に難しいテクニックはないが前半はimと左指の技巧がやや要求される
音は鋭い音より、量感ある幾分柔らかいトーンが良いと思う

後半の3拍子のコンパスは速いのでpがもたつかない様にしなければならない

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イントロは装飾音的トレモロが伴うストローク

2小節のアルペジオの終わりにArrastre(アラストレ)の表記があるがクラシックギターの場合アラストレはスライド奏法を指す事が多いので混乱するが、ここでは前に出て来た(確かレベル1のルンバ)a指を高音弦から低音弦に滑らせて弾く奏法を指す
a指の爪を少し(指を)立ててそのまま腕全体を引き上げる様にして弾くのがコツ



Touqe libre(in free time)の指示があるように拍子の表記が無く5線譜譜に小節線がないので最初は戸惑うかもしれないが、曲想とメロディーを追って見ればフレージングが見えて来る



8小節から装飾音的なハンマーオンやプルオフ、トリルがみられるが、速さや何回弾くかは自由
低音の音を出来る限りホールドしながらのハンマーオンやプルオフ、トリルは結構難しい



10小節から3拍子のコンパス
高音がメロディーで低音はベースだが、双方の織りなしで全体が進行するパターンなので、音のバランスに注意する、それぞれがハッキリ聞こえる様に
p-iの連続が速いので、特にpがバタつかないよう手首を安定させる




36小節のアルペジオからの短いピカードで一気にエンディングに入るが、ここも自由なテンポで余韻を持って終わる。
アルペジオからピカードに入る部分が少し難しい



posted by saintcat at 11:34| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月05日

Rumba(del dia nueve)

Rumba(del dia nueve)9日のルンバ

何処かで聞いたようなメロディーのルンバ
テクニック的にはそう難しい部分はないが、ルンバ特有の頭はずし裏拍入りのリズムやシンコペーションが多用されているのでリズムの取り方が難しい部分が有る。

ルンバはパーカッションとセッションすることがよく有るが、シンクロするには結構リズム感の精度が必要である
ノリの感覚を掴んだりリズムの精度を上げるには最初はスローなバックトラックに合わせルンバの大きなリズムのノリと奥にある8ビートを感じるのがコツ

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新たに導入されているテクニック

*p-m-pによる3連ラスゲ、所謂アバニコ
*幾つかの箇所で左指のポジショニングが若干厳しい部分有る。

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9-12小節が基本リズムなので先ずしっかり掴む様にする。

Rumba-3_1.jpg

メトロノームやトラックバックに合わせていると、合い難いと言うかリズムを乱し易いテンポがあるのに気ずく
トレーニングでは敢て不得意なテンポに合わせると言うのもリズム感を鍛えるのに良いようなので
合わせ難いと思った2つのテンポで弾いてみた、特にスローなテンポの方が合わせ辛い




1-6小節のイントロ部分はアルペジオのポジションについてHold down chordの指示が有る
つまり左指コードのポジションを次のコードの切り替えまで指を離さず維持する
何れのコードのポジショニングもストレッチがやや厳しいが5小節のコードが最も押さえ辛い。

更に4拍目裏からの32分音符や5連32分音符のアルペジオから次の1拍目に入るリズムが掴み難い
アルペジオはしっかり弾くが、次の拍までの装飾音と捉えたほうがリズムはとりやすい




7小節の2拍裏からアバニコの連続で変則的な9連符の表記となっている
此の様な場合、符割りのタイミングを考えているとかえって分り難い
単純にアバニコ(3連)を3回繰り返してタイミングを取ると考えた方が良い

Rumba-3_2.jpg

ここのアバニコはテンポがはやく結構難しい、3連を意識し過ぎて指のストロークでひくより手首の力を抜いて手首の回転をメインにして動き止めずにアバニコで弾く

3連をより意識したアバニコ
比較的テンポが遅い時に適す

素早く連続したアバニコ


続く8小節は一転してアパガードをしっかり決めてブレークして弾く事でアバニコがより際立つ。





12小節からのメロディーは頭はずしのパターンだか低音弦が1拍目に入っているのでリズムが取り易い。

パーカッションなどの伴奏とセッションする場合は1拍目の低音やコードをはずして弾いたりして変化をつけるのも良いかも・・・

15小節1拍目の装飾音的なアルペジオの解釈は、実際の演奏では曖昧で1拍目から入っても前の小節の4拍裏から入っても良いと思う(即興的に)

1拍目から
Rumba-3_3.jpg


前の小節の4拍裏から
Rumba-3_4.jpg


同様な部分が幾つもあるがメローデの繰り返しが有る場合それぞれで変化を付けるのも良いと思う

16小節18小節のスラーで走りがちになるのでしっかりリズムを刻む





20小節26小節はシンコペーションによってリズムのタイミングが難しいがノリを先行して弾く



29小節以降は、ほとんどそれまでの繰り返しである



posted by saintcat at 23:20| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

Bulerias (por arriba)

レベル-3 Bulerias (por arriba) ブレリアス (ポル・アリーバ)


ポル・アリーバ(上の調で)とは、Eを基音とするモード(旋法)で演奏する事を意味する。
単純に言えば6弦E音を基音としたスケールで構成された曲と言う事である
ポル・アリーバで弾くブレリアスは、結構めずらしい

フラメンコのコードの構成やコード進行は短調とか長調でとらえることができずモードでとらえる事が多い
そこにこそフラメンコの音の源が有ると思う
(フラメンコの音楽的側面については今後研究する必要が出て来るかも)
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セオリーとコンパス

ブレリアスの楽譜の表記のしかたには若干注意すべき点が有る(以前ブログで考察済み)
楽譜の表記のしかたとカウントの取り方が絡んで少しばかりややこしくて始めてブレリアスを弾こうとするビギナーは混乱するかもしれない。

古い表記はカウント1から表記が多い
最近は12カウントからの表記がほとんどだが此の曲は1カウントからの古い表記になっている。

これは単に表記方法の問題であって、あまり楽譜の譜割りを気にしないように(譜面に頼らず弾ける様になるが目的なので)
カウントについてはコンパスは循環しているので1から入るとか12から入るとかあまり固定的に考えず、ブレリアスは12拍子のコンパスを維持しつつ一定のセオリーに基づいてリズムの取り方が変動するパロであると認識するのが良いと思う。
(フアルセータの頭が1カウトあるいは12カウントと始終入れ替わる、2拍取り、3拍取り等)

ビギーナは最初からいきなり弾こうとせず全体を通してコンパスの構成がどうなっているのか、考察して掛かった方が良いと思う

またノリ、ゴーストノート的な音の扱い、コントラスト等必ずしも楽譜どうり正確に弾くのがベストと言うわけでも無い

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あらたなテクニック

*ラスゲアード・ドブレ(iのアップを伴わない)
*連続する3連ラスゲ(アバニコではない)
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イントロと基本コンパス

ブレリアスのテンポは200前後が多いがこの曲はマルティン氏は少し遅めの185前後で弾いているようだ

イントロは2拍(厳密には1拍半から)入り12拍(12カウント)のパターンで終わるパターン

Bulerias3_1.jpg




5-8小節
5小節の11:2の表記は2拍の間に11のアップ・ダウンを入れ込むと言う意味で
(ch・a・m・i)(ch・a・m・i)(ch・a・m)のiのアップを入れないラスゲアード・ドブルを行う
つづくiのアップダウンのストロークはアクセントによってブレリアスのリズムとノリが出る様に

Bulerias3_2jpg.jpg




9-12小節
iのアップダウンにラスゲで変化をつけたパターン
ラスゲは強く弾くより音のコントラストを付けてメリハリを付けた方が雰囲気が出易い


12小節の3拍で12カウントで入るコンパスにチェンジ
Bulerias3_3.jpg



このコンパスのは最も典型的なトラディショナルなリズムパターンだが、スタイルによって微妙に異なるアクセントやノリがある
休符の部分は単に弾き流す場合が多いが16小節のアパガードは確実にする事でよりコンパスのニァンスが出る

ストロークとラスゲのコンパスは始めから速く弾くと走りすぎてコンパスを見失ったり、ジャジャカと雑音になってしまいやすいのでユックリとリズムを確認しつつトレーニングし少しずつスピードを上げる



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ファルセータ-1(20小節3拍より)



途中の「間」は感覚的に「間」をとらずに足等でリズムをとり正確に刻むようにする(最初は意識的に行う必要が有るかもしれないが慣れれば自然にできるようになる)

44小節からの低音と高音を同時に弾いて行く部分は左の運指の入れ替えが慌ただしく、ばたついてミスり易いので
なるべく必要以上に指が指板から指が離れない様に


49小節の3連の連続はアバニコではないタイプの3連
このタイプの3連はダイナミックなトーンを出せる反面、切れが悪くなりがち
切れを出す為には手首の回転のスナップ+指のストーロクのコントロールが必要


52小節からのプルガールの低音のアップ・ダウンはもたつきがちになりやすい
1弦1弦弾くというよりアルペジオの様にpを滑らせて弾く感じで指の弾性を利用して素早く弾き始めのポジションに戻す様にする。


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ファルセータ-2(62小節3拍より)

picadoと表記されているようにとりわけ明確に弾かなければならない
70小節目3拍からの低音弦のピカードは低音弦の振動が大きいのでそれに影響され音がボソボソなったりもたついたりし易い
振動に負けないインパクトが必要だが強いインパクトを与える為には手首を安定させ指の角度を一定に





78小節からの休符をしっかりとアパカードさせることでビシッと締まる


85小節2拍裏のiのダウンストロークを強くアクセントすることでシンコペーションが際立ちリズムに躍動感が出る





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ファルセータ-3(98小節3拍より)

プルガールとスラーだけのメロィーラインが続くが、ダラーと流れてしまわずにアクセントと独特のリズムの波を表現する
押弦したコードポジションはなるべく離さずホールドしたまま弾く



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レマーテ(119小節)

冒頭の2拍から入る特徴あるパターンが再び現れてレマーテとなる
123小節1拍裏でpのアップのアクセントが入るリズムに注意、
iのダウンと同時にpを開始位置へセットし次にpをアップ
それからpをダウンするように6弦に置くと同時にiをダウンする要領で弾くと弾き易い



posted by saintcat at 22:50| Comment(3) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月09日

Alegrias en mi (con silencio)

レベル-3 Alegrias en mi (con silencio)

セオリー

全体的にアレグリアスとしての構成が比較的整った曲であるが、バイレの伴奏のように一定のルール(サリーダ、エスコビージャ、レトラとか)に沿った構成ではなく、基本コンパスを挟みつつ単純にファルータを繋いだ構成と考えた方がよい

フラメンコギターのソロは時代とともに伴奏の形式を模したものや単純にファルセータを繋いだ物から起承転結を持ったソロ曲として完成度が高い曲へと変化しているのでカンテ、バイレの伴奏とは根を同じくしたものであるが、異なった枝と考えた方が良いようだ

伴奏の場合、例えばバイレでは、バイレの表現をより際立たせるためにリズムやテンポに変化を加えるが
ソロの場合、ギター独自のリズムやテンポのコントロールが必要となる
しかしながら適当にそれが行われるわけでしなく必然性が伴っていなければ、フラメンコ的なアイレ(雰囲気)をそこなってしまう
此の曲ではそういった音楽的要素も考察したい。


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新しく導入されたテクニック

*連続するラスゲ所謂ラスゲアード・ドブレ
*アルサプーア
*16分音符の比較的素早く短いピカード
*装飾音的なトレモロ
*pのみによる上昇するアルペジオ

テクニック的にはレベル-4か5に持って来ても良いくらい難しい部分がある

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イントロダクション

*曲中ではファルセータに入る指示がないので、覚え易いように適当にファルセータと思われる部分で分割してトレーニングした

ラスゲによる基本コンパスが3コンパス続く
ラスゲが複数拍の間連続して行われる所謂ラスゲアード・ドブレとスラーを伴ったストロークの組み合わせ
高音がメインなので親指を5弦に置き爪の当たりが高音よりになるようコントロールし軽やかにアレグリアスらしい華やかさを出すようにする。

ラスゲアード・ドブレはiやmのアップを伴うものとそうでない物が有る
アップを入れると連続音の中に軽いリズムが生まれるが、入れないと音の連続が切れ目無く維持される
まだアバニコの連続によるラスゲアード・ドブレもよく行われる。

Arglias-3_1.jpg




コンパスのアクセントとかを頭で考えてしまうと力みが出たりノリが悪くなるし適当に弾くとコントラストが無くなり流れてしまうので
感じつつ弾く・・・結構むつかしい・・・



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ファルセータ-1(13小節)

以前出て来たアレグリアスと同パターンのスラーを伴ったアルペジオだが、15小節目の左手のポジショニングはかなり指のストレッチを要する。


18小節3拍目から短いアルサプーアが出て来るが、それほど難しいパターンではないがやはりストレッチが厳しい


22小節の一拍目の一拍にアップストローク無しの7連が入るラスゲアード・ドブレ、かなり素早く指を回さなければならない。
Arglias-3_2.jpg




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ファルセータ-2(25小節)

短い16分音符のピカードが出て来る、パターンはそれほど難しくは無いが弾き焦せらないように確実にくようにしたい


31小節のリズムパターンは32分音符のi-m-a-pのアルペジオで裏拍のリズムのタイミングに合わせるのが意外に難しい。
Arglias-3_3.jpg


38小節の3拍裏にフレーズずれ込むのはレマーテの1パターンで次のシレンシオに入る為テンポを次第に落とす様にする


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シレンシオ(41小節)
アレグリアスに特徴的な比較的ゆっくりなファルセータで感傷的なメロディーで気分によってテンポも揺らすことが多い

45小節の装飾音的なトレモロを伴うpのストーロクはよく使われるパターン
演奏に際しては拍の頭がpのストロークにシンクロする様に弾くが、装飾音的なトレモロは必ずしも正確に裏拍前からとは限らない
雰囲気重視
Arglias-3_4.jpg


43小節に代表される3連と5連のアルペジオは殆どpのみで弾かれ滑らかにしかも鮮明に弾くにはプルガールの技巧が要求される
pがすべってリズムが崩れない様に、最初はメトロノームとか使った方がいいかもしれない。
Arglias-3_5.jpg



61小節のアルペジオの右指の運指は幾つか考えられる、とりあえず2番目で・・・(自分の場合このパターンが習慣になっているので)
Arglias-3_6.jpg

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ファルータ-4(65小節)

前のレマーテの後次第にスピードを上げてもテンポを中庸にもっていく


80小節からテンポを上げエンディングへ・・・


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此の曲は今迄の曲と違って消化しきれていない部分がまだ幾つか残っているので引き続き弾き込みが必要と感じる
posted by saintcat at 16:55| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

Fnadango (de Huelva)

レベルー3 Fnadango (de Huelva) ウェルバのフンダンゴ

3連譜をリズムの基調としたファンダンゴ・デ・ウェルバ
3連に引っ張られて8分音符のコントラもはねる感じが強い
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コンパスとセオリー
レベル-1のFnadangoと同様12拍子で1-12でカウントするが、メディオコンパスも用いられる
ファルセータへの入りは基本的にカウント1からだが、11から次のファルセータに入る場合が多い。

新たに導入されたテクニック
3連スラーを伴うラスゲ
単発の3連ラスゲ所謂アバニコ
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最初の基本コンパス
この最初のコンパスのラスゲのリズムとノリが曲全体を支配するが、ラスゲは色々なパターンが、組み合わされ結構難しい
特に2小節目や3小節目に出て来るスラーで繋ぐパターンはリズムを崩さぬ様に軽快に弾かなければならない。

Fandango_3_1.jpg



Fandango_3_6.jpg



7拍目にp-m-p-pのアパニコの3連ラスゲがでてくるが、重くならずに軽く弾いた方がよい、その意味ではp-a-iでも良いかもしれない
2拍目のiのダウンのタイミングでpを弾き始めのポジションにセットすると弾き易い

Fandango_3_3.jpg





表記されてはいないが14小節目3拍のカウント11のタイミングで次のファルセータに入るファンダンゴ・デ・ウェルバによくあるパターン

Fandango_3_4.jpg





25小節の2拍の低音のスラーと高音のアップ・ストロークのタイミングをシンクロさせるのがやや難しい。

Fandango_3_5.jpg




35小節から次のファルセータにで入る(ここもカウント11)





40小節ののリズムは、少し取り難い3拍目が裏になっている点に注意、足でリズムを取る等して弾くとよい。




43小節からの3連アルペジオは低音がメローディーになっているのでアポヤンドではっきりと
49小節3拍目がのアルペジオ---短いピカードはちょっと難しい、飛ばしすぎて軽くならない様にしっかり弾くようにした方がいい



レマーテのエンディングはカウント11である、因にソレアは10
最後の3連ラスゲはアバニコでは無いタイプの3連ラスゲ



posted by saintcat at 13:10| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

Solea (La base)

レベル-3 Solea (La base) 基本的な

レベル-3の始まりは、やはりソレア・・・
リズム、メロディーともトラディショナルで定番中の定番のスタンタード

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新たなテクニック

*16分音符の4連あるいは5連にまたがるスラー
*アルペジオに続くimによる弾弦
*p-p-i-によるアルペジオ

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イントロ

16分音符のスラーの定番のパターン

solea-3_1.jpg

Hold Codeとあるように高音の押弦を維持しながら低音弦をスラーする
一拍目をやや引っ張る感じで弾くと雰囲気が出る



このパターンには色々とあるので気分によってバリェーションを弾き分けても良いと思う。


・・・とか

続いて基本のコンパスで定番のラスゲ




21小節(ファルセータ-1)

コードをフォールドしながらのスラーが少し難しい
スラーのモーションを他の指の押弦に影響を与えずに遂行しなければならない
それには、手首の回転をまったく使わず、指のモーションだけでスラーするようにする
指の独立性もある程度必要!



25小節から16分音符のアルペジオとimの弾弦の組み合わせ

27小節のようなパターンでは3拍目の入りをiかmで統一した方が良い(場合によってはそのかぎりではないが)
譜面ではiになっているが自分の場合はmがセオリー

solea-3_3.jpg




37小節から44小節(ファルセータ-2)

恐らくこの曲中で一番難しい部分だと思う

solea-3_2.jpg

pをやや押し込んで滑らせる様にアポヤンドしiを引っ掛ける様に弾く




49小節(レマーテ)
定番のシメのパターン

posted by saintcat at 22:48| Comment(3) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月07日

曲集完全踏破-中間報告3

レベル-2までは(レベル-0からだったので3段階)「曲が短い、テクニックが簡単」と言う事もあって順調に結構ハイペースで進んでこれました。
フラメンコ・ギターの初級、中級といったレベル分けがどう言う基準でつけられているのかわかりませんが
次のレベル-3からは明らかにテクニック、曲の構成がレベルアップしているのがわかります。
初級から中級にかけてのレベルと言ったところでしょうか

此の曲集はレベル-8まであり道は遥か彼方迄って感じで本当に最後迄弾き通せるかどうか、なんとも言えませんが行ける所迄行きたいと思っています。

次のレベル-3ではフラメンコギターのトレモロ以外の3連ラスゲ、アルサプーア、ピカード、連続するスラー等基本的なテクニックのほとんどが出てくるようです
今迄のレベルのではラスゲアアードも比較的単調な構成だったのが、コードの変化やリズムの取り方も多彩になって、ちょっとしたデモで弾いていいくらいの曲も有りそうです。
左手もポジションがミドルポジションを使う場面が多くなりコードの押弦も幾分難しそうです

弾くのがとても楽しみなのですが、それに伴ってラスゲとアルサプーアの基本的なトレーニングも、今一度復習したいと思っています

結構長い時間基本的なトレーニングに時間を割いて来たのとクラシックギターの練習曲等のトレーニングの成果が出ているのか
今の所まだなんとかこのペースで弾いて行けそうですが
クラシック・ギターでも中級に入る頃から挫折する方が多くなってくるようにフラメンコ・ギターでもビギナーは、もしかしたら、これぐらいのレベルからグット難しくなってきて挫折する最初のターニングポイントではないかと思います。
つまりフラメンコのコンパスや基本的なテクニックがある程度習得されていれば、弾けるレベルなのですが、逆に習得出来ていないとかなり難しいと言う事ですね
しかし、まだまだ基本的テクニックでなんとかなるレベルなので毎日の少しばかりの基本トレーニングの積み重ねが後押ししてくれると思います。
posted by saintcat at 12:11| Comment(0) | 曲集完全踏破-備忘録_3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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